
一昨年の冬に購入した、台湾ナーセリー「Lize株」と「メリクロン株」のアガベ・シーザー。
どちらも同じサイズ感の子株だったけど、その後どう成長したのか? また、メリクロン株のポテンシャルはどうなのか? Lize株と比較しながら検証してみました。

育成環境は同じ、室内ラック+LED、水やり頻度も同じ。
違うのは値段だけで、LIZE産が3万5千円、メリクロンが1万円です。
値段の差は明らかだけど、成長結果にも違いは出るのか? もちろん親株が違うので単純比較はできません。なので、メリクロン株の実力を確かめる良い機会と捉えながら、検証してきたいと思います。
早速、結論を述べると…
メリクロン株、以外とアリです!
なんなら、Lize株と比較しても遜色なし!むしろ、メリクロン株のが鋸歯が強いような気すらする。まさかここまでメリクロン株が奮闘するとは。びっくり。
下の画像、左がLize株で右がメリクロン株です。パット見、違いがわからない。ほぼ同じ成長ぶり。

別角度から。くどいけど左がLize株で右がメリクロン株です。うーん、むしろメリクロン株のほうが迫力あるような。

上から見ると…いや、まったく同じやん。LEDライト直下で少々葉焼けした傷跡まで一緒。

Lize株。葉も展開してかなりいい感じに成長しているなあ。

メリクロン株。鋸歯のたち具合は、むしろこっちのがワイルドな雰囲気か。

横並びで比較すると…わずかに右側のLize株の方がやや低重心かな。でも、それくらいしか違いない。

ちなみに、昨年末、購入したお店(de la Haie PLANTS)の店員さんに上の比較写真を見せて「どっちがLize産?」と聞いたら、「これは難しい!」と悩んだ末、メリクロンの子株を選んでたのは笑い話w
それくらい、現時点では見た目では違いがないんだよなあ。
もちろん、厳密に同じ親株からのメリクロンではないので、これをもって「メリクロン=Lize産と同等」とは言えないし、完全な比較にはならない。ただ、今回の検証結果でわかったのは、「メリクロン株でもしっかり育てれば、有名ナーセリーの株と変わらない可能性があるんだな」てこと。つまり、メリクロン、全然アリ!w
このまま成長が続けば、最終的にどうなるのかが楽しみです。引き続き同条件で育てながら、どこかで違いが出るのか、それともこのまま同じように育つのか、しっかり観察していこうと思う。乞うご期待?