
先日、長らく先送りにしていたモンステラたちの植え替え作業に挑戦。根がはみ出すほど根詰まりしたプラ鉢を前に、大汗かきながら奮闘した一日だった。植物との格闘、時には必要だよな。というわけで、2025年のモンステラ植え替えの記録としてメモしておこう。
モンステラ(Monstera)の植え替え大作戦
植え替えたのは、一昨年手に入れたモンステラ・デリシオーサ・タイコンステレーション。そして、昨年手に入れたモンステラ ボルシギアナ ホワイトタイガー。さらに、ずっと育てていて切り戻したいわゆる普通のモンステラ(多分デリシオーサ)の三種類。
根張がすごい株もあってプラ鉢がパンパン。なんならプラ鉢から根がはみ出しまくりになってるくらい。ほんとはもっとはやく植え替えるべきだったんだけど、さぼってしまいこのタイミングになってしまった…。すまないモンステラ。
とはいえ、どの株もまだまだ小さいので、今年ぐんぐん成長してもらうためにも、このタイミングでの植え替えは大事。植え替え時期は大体4月くらいと言われてるけど、うちは5月の連休でいつも植え替えるようにしてる。
モンステラ・デリシオーサ・タイコンステレーションの植え替え

いやもう見たまんま。根ははみ出してるし、土はガチガチだし、完全な根詰まり。典型的な根鉢。もはや悲鳴をあげてもおかしくないレベルだ。葉っぱはまだ元気そうなのがせめてもの救い。

鉢から引っ張り出すだけで一苦労。ガンガン叩いて鉢と土の間にピンセット差し込んでいろいろやってどうにか抜けた。この根粘り具合。根っこだらけで土がほとんど見えない…。

で、さらにガチガチの根をほぐしたり叩いたりして土を落とし、根っこだけの状態へ。モンステラは根っこを切るのは駄目と言われてるけど、傷んで枯れた根や黒くなってる根は整理が必要。ついでに枯れた葉も整理しとく。

いやー、初っ端から疲労感が凄い。でも一番根詰まりがひどかったのはこの株だけで良かった…。
モンステラ ボルシギアナ ホワイトタイガーの植え替え

こっちはタイコンステレーションに比べるとぜんぜん根張はまし。むしろ、細い根も会ったりしてあまり元気なように見えないのが気になる。もしかすると根の状態が悪いのかもしれない。確かに成長いまいちだったもんなあ。

簡単にプラ鉢から根が抜けた。ほとんど抵抗なし。根を確認するとあまり回ってないし、黒くなってる根や細めの根が多めかな。あまり状態はよくなさそう。元気そうな根はなるべく残しつつ整理する。

斑入りのホワイトタイガーは成長が遅めなのかもしれないけど、根の状態を見ると環境の問題もありそうだ。新しい用土で環境改善を図りたい。
切り戻しモンステラの植え替え

最後に、昨年豪快に切り戻したモンステラの植え替え。挿し木や茎伏せで植えた茎から順調に目が出て茎が伸び、元気な葉っぱが開いてくれてる。モンステラの強さに感心する。

芽が出なかった茎やあまりにひょろひょろな茎は整理して、元気な株だけを厳選して植え替え。合計で10株ほどあるので、ここから成長させていくのはもちろん、欲しい友人がいれば譲ろうかなと思ってる。
植え替えの手順と使用した用土
植替えの実際の流れはというと…
- 新しい鉢に鉢底石を入れて、用土を少々入れる
- マグァンプをいれて混ぜる
- 株を投入して土をがしがし入れる
- 隙間なく土が入るように叩いたりトントンしたりピンセットでグサグサ
- 鉢底から水が出てくるまでたっぷり水やり
こんな感じかな。使ってる用土はプロトリーフの「プロトリーフ 室内向け観葉・多肉の土」。
最近は観葉植物にはこの土で統一している。かなり水捌けが良くて、虫が湧きにくいのがお気に入り。あとは見た目が綺麗で水やりのタイミングもわかりやすい。微塵はそれなりにあるので、最初にしっかり水やりで流しておくのがポイントかな。
今後の置き場所
植え替えたら、しばらくは日陰で安静にしておく。置き場所はどうしようか悩み中。昨年は三階のベランダに挑戦してみたけど、遮光ネットの下とはいえやっぱりホワイトタイガーは少々葉焼けが出てしまった。斑入りなのもあるけど、遮光ネットの端っこから西日が当たったのかも。
なので、今年も三階のベランダで西日がなるべく当たらない場所で再挑戦するかどうか。ただ、葉焼けは置いておいて、思ったほどには成長しなかった気がするんだよなあ。合わなかったのかもしれない。
そういう意味では、サンスベリアやハオルチアと同様、一階の玄関エリアも試してみたい。ただ日照が不足する気がするのが不安。なんだけど、案外モンステラにとってはちょうどいいぐらいかも?なんて思ったり。
うーん、悩ましい。とりあえず様子を見ながら最適な場所を探していくつもりだ。モンステラも三種類あるから、それぞれ違う場所に置いて実験してみるのもありかもしれない。