
ユーフォルビア属は、とても多様で魅力的な植物群を含む属。多肉のような葉や塊根のごとき根、さらにはサボテンのようなトゲのある外観のものなど、とにかく個性的で面白い。
そんなユーフォルビアでお気に入りの株が、この「キリンドリフォリア」です。手に入れたのは4、5年前ぐらいかな。特段気に掛けた育成をしてるわけじゃないのに、調子を崩すこともなく元気に育ってくれてる。
特にレアな種類でもないし、普通に塊根とか扱ってるお店ならだいたい見かける株だし、値段もお手頃だと思う。でも、この形状というか、風貌がたまらないんだよなあ。なんでこんな形に進化したのか。ほんと意味が分からないw
この塊根の形、そこから伸びる枝の形、その枝の先にある小さな葉っぱ。ほんとお気に入り。
ユーフォルビア・キリンドリフォリアとは
ユーフォルビア・キリンドリフォリア(Euphorbia cylindrifolia)は、ユニークな形状が魅力的な塊根植物。マダガスカルの乾燥地帯に自生していて、塊根部分は丸く肥大した独特の形で地上部に顔を出してる。そこから放射状に伸びる枝はこれまた円筒形という独特の形で、先端に小さな葉をつける。何処をとってもほんと独特。乾燥に強く日照を好む。成長は遅め。
基本、パキポディオイデスやオベサなど、他のユーフォルビアと一緒にベランダ栽培でやってる。なるべく日当たりのいい場所を選びつつ、どうしても雨ざらしになってしまうのはやむなしな感じ。
上から見てみよう。塊根から横に放射状に広がる枝。タコモノっぽい。

葉っぱの色は赤みがかった茶色。ちょっと葉焼け気味かも。もしくはしばらく植え替えしてないのでストレスなのか。でもこのくすんだ色味が渋い雰囲気を醸し出してて好きではあるんだけど。
横から。塊根の形状がよくわかる。枝ぶりも扁平な感じでイイ。

塊根部分は地中に埋めたほうが太りやすいみたいだけど、観賞できなくなるのも寂しいし、もともと成長が遅いらしいから埋めるかどうかは悩ましいところ。1シーズンくらいは挑戦するのもありかなあ。
もう少しこっちの側面からも枝が出てくれるといいんだけどなあ。もう伸びてこないんだろうか。

水をやりすぎると枝が徒長するらしいけど、この状態は徒長してるのかしてないのかちょっと判断つかない。ほったらかしで育成してる割には、まだ詰まってる雰囲気だと思うけどなー。
この枝ぶりたるや…。

年季の入った株だと、枝が長く垂れ下がってしだれ桜ですか?みたいな形状になってて見応えたっぷり。あそこまで成長するのにどれくらいの年月がかかるんだろうか…。
育て方
水やり
- 春秋:乾いたら水をたっぷり
- 夏:成長期なので週1でたっぷり
- 冬:ほぼあげない(月1で湿らすぐらい)
- 乾燥には強いけど過湿には注意
日当たり
- 春秋:日当たりと風通しのよい場所に
- 真夏:直射を避けて遮光ネット(40%)の下に
- 最低気温が10℃を下回ったら室内へ
冬以外はベランダ管理。乾燥に強い植物なので水のやり過ぎや加湿に注意。水のやり過ぎは徒長してしまうので、サボテンと同じように乾燥気味にすることを意識するようにしてる。水をあげようかなと思っても一度は我慢するw
あとは寒さには弱いので、最低気温が10℃を下回ったらベランダから室内へ移動。冬の取り込み時、ユーフォルビアたちはパキポディウムやアデニウムたちと一緒に先行して取り込んでる。
ほんと、うちの環境だとベランダに屋根がない(遮光ネットあり)ので、どうしても雨ざらしになるのが悩ましい…。サボテンは数鉢しかないので雨が降ったら取り込むようにしてるけど、ユーフォルビアとかアガベとか徒長を避けたいやつをどうしたもんかと。雨ざらしは狭小住宅あるあるだよなあ。
とりあえず、キリンドリフォリアは植え替えしないと。