ディオスコレア・エレファンティペス(亀甲竜)/ 落葉したので剪定してスッキリ。

亀甲竜 / ディオスコレア・エレファンティペス

まずは、最近枯れた葉を剪定した亀甲竜から。

去年の初夏に購入した株で我が家に来て2年目。今年も元気に蔓と葉を茂らせてくれたけど、夏を迎えてそろそろ休眠なのでこのタイミングで剪定。スッキリした姿になりました。

亀甲竜とは

ディオスコレア・エレファンティペス(Dioscorea elephantipes)は、一風変わった塊根植物で、南アフリカやナミビアなどの乾燥した地域に自生してます。塊根部分が亀の甲羅のような外見をしていることから「亀甲竜」という名前が付けられました。

この塊根部分は自生地では半分くらい?地中に埋まっているんだとか。ゴツゴツした塊根から蔓を伸ばして葉が茂るというほんと個性的な植物です。ちなみに、冬型の塊根植物だったりします。

そんな亀甲竜だけど、行きつけのお店で「めちゃめちゃいい亀甲竜が入りましたよ!これはいいです!」とすすめられ、すでに一つ持っているにもかかわらず、気づけば購入していました。こ、後悔はしていない…w

一つ目の亀甲竜と比べると、表皮の凸凹が大きめで存在感たっぷり。色味も白みがかってて美しさすら感じます。まさにリクガメの甲羅って感じです。2022年購入で二つ目の株なので、通称「2号」です。

あらためて、「亀甲竜は何個あってもいいですよ!」と豪語していた店員さんの言葉は間違ってなかったのかもw

亀甲竜 / ディオスコレア・エレファンティペス

上から見たところ。1年経ってまた一回り大きくなった。まだこのまま5号鉢でいけるか、な…。

亀甲竜 / ディオスコレア・エレファンティペス

角度違いで。この角度からのフォルムもいいなあ。

亀甲竜 / ディオスコレア・エレファンティペス

さらに別角度。これもいいぞ。

亀甲竜 / ディオスコレア・エレファンティペス

ちなみに、葉が茂って誘引が完成した状態はこんな感じ。

今年はリースし立てでまん丸なのを目指して日々誘引してました。結果、それなりの形になったような。反省点としては、思ったよりも蔓が太めだったので、支柱の針金の1本の強度だと支えきれなかったこと。

急ぎ、針金を追加して補強してみたけど、ちょっとバランスが悪くなってしまった。見た目もいまひとつなんだよなあ。来年は、太めの針金1本だけでもっとシンプルに仕立ててみたい。

亀甲竜の育て方

  • 冬型なので夏の終わりに蔓と葉が伸び出したら水やり開始
  • 秋から春は成長期なので土が乾いたらたっぷり水やり
  • 秋から春の置き場所は葉に日が当たって塊根が少し陰になるところ
  • 夏の初めに葉が枯れ始めたら水やりを減らす
  • 葉が完全に枯れた日陰へ移動

これからの季節しばらくは休眠期間なので日陰で一休み中。植え替えのタイミングだけど去年植え替えたし今年はどうしようか悩み中。ぼやぼやしてるとお盆過ぎにはまた新しい芽を出すんだろうしなー。しかし、夏に芽を出すって本当に冬型なんだろうか?w

ほんと、亀甲竜って魅力的な塊根だと思います。亀の甲羅のようなとはよく言ったもんだ。塊根の特徴はもちろん、伸びまくる蔓と茂りまくる葉、それを誘引して形を工夫することもできる。葉があってもなくても見所たくさん。

これだけ楽しめる植物ってなかなかないです。三つ目(3号)欲しいなあw

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この記事を書いた人

趣味は園芸。東京在住5人家族のお父さん。気づけばアラフィフ。都内の狭小住宅のベランダで植物を育てています。最近は、アガベなどの多肉にどハマりしながら、パキポなどの塊根に手を出しつつあります。ヤバい。