亀甲竜 / 芽が出たので今年もリース仕立てで誘因開始。

亀甲竜 ディオスコレア 誘因

夏も終わりを迎えて、我が家の亀甲竜1号、2号ともに無事目を覚ましたようで、新芽を伸ばし始めました。毎年、この季節は暑い夏の季節を乗り越えられたのかとドキドキするなあ。ほんと一安心です。

で、芽を伸ばし始めたということは、いよいよ誘因開始の季節だなと。

丸いリース仕立にする方法

今年も、丸いリース仕立てにします。

昨年からの改善として、ワイヤーの形を改善してよりスッキリとシンプルな仕立てにしてやろうかなと。

具体的には、昨年は輪っかを作って支柱を鉢の左右に差し込んでた(要は支柱が二本)けど、これだと前から見たときに左右の支柱が目立ってかっこ悪いのと、左右の支柱のバランスが微妙でグラグラするのがやっかいで…。

なので、今回は支柱を塊根の後ろに回して一本差しに挑戦します。要は支柱が一本になるイメージです。支柱としては二本だけどできるだけ一本にまとめて差し込む。形的には団扇みたいな感じ。これだと前から支柱が見えないし、バランスもよくなる想定なわけです。

で、実際に誘因途中の状態はこんな感じ。まずは1号から。

丸いぞ。いい感じです。

ただ、1号の誘因は途中で茎が折れてしまったのが無念。右下付近の出っ張った茎がそれ。ちょっと無理しすぎたかなー。

でもまあ、すぐに脇芽が伸びてくるから大丈夫。

亀甲竜の茎は細めなので誘因するさいは慎重に扱う必要ありです。毎日朝起きて伸び具合をみて巻き付きやすい長さになってたら一気に誘因。まだ短いな、狙った感じに巻き付けるには足りないな、ってときはそのまま様子をみるべし。

支柱部分。これは後ろ側になるんだけど、二本を一本にまとめつつ鉢に差し込んでます。

後ろから見るとわかりやすい。ただ1号の支柱は結果的に二本になってしまって思うようにいかなかった。なので、ここを改善しつつ頑張ったのが2号の支柱になるわけです。

誘因自体は2号は順調。折れることもなく1周半くらいしてます。

すでに脇芽もたくさん伸びていてかなり旺盛な勢い。2号は去年もそうだったけど1号と比較して茎が太くて葉も大きい。やっぱり個体差があるなー。

丸い今後はこの脇芽たちをどう上手く誘因して輪っかにしていくかが重要です。ワイヤーの形は丸を維持している。

2号の支柱部分。こっちはほぼ1本差しに近い雰囲気でやれたかな。地中との固定具合もイイ感じ。

後ろからみるとこんな感じ。悪くないぞ。これなら前からみても邪魔にならないはず。

今回の誘因作業におけるあらたな秘密兵器が、誘因や支柱の固定に使える「ソフトワイヤー」です。

これかなり便利です。柔らかい素材でかんたんにねじれるし使いやすいし茎を痛めることもない。思うように巻き付かないところや、巻き付きが不十分なところを、このソフトワイヤーで補強してやると思い通りに誘因できます。最高すぎるわー。

そんなわけで、亀甲竜の誘因まとめでした。あと、1ヶ月くらい誘因すればほぼ完成の見込み。これで葉っぱが伸びて生い茂ったときにどういう状態になってるのか。理想型に近づけるべく頑張っていきますよ。

最終的にどんな輪っかに仕上がったのかは、下記記事でまとめてます。

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この記事を書いた人

趣味は園芸。東京在住5人家族のお父さん。気づけばアラフィフ。都内の狭小住宅のベランダで植物を育てています。最近は、アガベなどの多肉にどハマりしながら、パキポなどの塊根に手を出しつつあります。ヤバい。