ついに手に入れてしまった…。ずっと欲しかった、パキポディウムのグラキリスです。
アガベをきっかけに園芸熱が再燃したのが3年以上前だけど、もうそのときからずっと欲しくて。
でも、格好いい株や大きい株はやっぱり高い。中サイズでも7万前後。大サイズになると10万前後かそれ以上する。小サイズなら手が届くんだけど、どうせ買うなら大きめが欲しいし…。みたいなループで買えずでした。
それなのに、今回はどうにも我慢できなくなって買ってやりました!
選んだ株は小サイズだけど、これぞグラキリスって形の個体です。手のひらサイズでまん丸ボディ。枝は三本でバランスも良し。一本だけちょっと長めかな。じつに可愛らしい。たまらんなあ。
てことで、満を持してのグラキリスデビューです。
パキポディウム グラキリスについて
こっち側からだと丸みがよくわかる。ツルッとした肌感が丸みと相まってとても素敵。
こっち側だとグラキリスらしいシワもあるし赤茶けた肌の色もあってとても個性的。たまらんなあ。
上からみるとこんな感じ。三本の枝がなかなかのバランス。
ほんと、小ぶりだし至って普通のグラキリスなんだけど、これからグラキリスを始めるにあたっては最高に普通だなと。
まさに教材たり得る個体といえる。初心者にピッタリですw
ちなみに、根っこ周りに塗られている薄黄色のやつは殺菌処理の薬だそう。現地で塗られて輸入されるんだとか。洗えばすぐ落ちるらしい。なるほどなあ。
発根管理は水耕で
未発根なのでさっそく発根管理へ。今回は水耕管理でいきます。
お店のお兄さんいわく「グラキリスの発根管理は長い戦いになります」とのこと。長いときは発根まで半年かかったこともあるんだとか。でも、いざ発根してしまうと「これで発根管理も終わりか…」と、寂しさに襲われるんだとかw
今回は水耕なので、毎日の水替えが重要になります。なので、一番目に付いてかつすぐ水替えできるキッチンの流しの上に配置。窓から光も入るのでまずまずの環境かなと。できれば風を当てたいけど遠くのサーキュレータでなんとか…。
器は、ヒヤシンスの球根を育てるときに使ってた花瓶を使用。
根っこ部分はナイフで1ミリほどカット済み。オキシベロンなどの発根促進の薬は一切使わずやります。とにかく水のみで毎日の水替えで勝負。どうなるかなー。
…と、そんな心配をしながら管理してたら、1週間くらいで花が咲いた。
ほんとは開花に栄養を取られてしまうので咲く前に切っておいたほうがいいらしい。まあでも今回は「綺麗な花が咲いてるよ」と妻や子供らが興味を示していたので、これはこれで良しということでw
他にも、葉っぱが伸びたりして塊根部分が凹んできたら、根に栄養がいってないってことなので、葉っぱを半分にカットするなどして様子をみる対処もありなんだとか。なるほどなあ。
そんなわけで、水耕による発根管理を初めて3週間と少し、まだ根っこの生えてくる気配は無し。さあどうなるか。また途中経過をレポートしたいと思います。
発根管理の結果はこちらから。