先月、いろいろあって土耕管理に移行したグラキリス。発根管理を続けていて、「そろそろ1ヶ月だし確認しないとな」と思っていた矢先、なんだか元気がない気がするぞと。葉っぱが黄色くなり始めてるし、塊根の色もくすんできたような…。
これはやばい!
慌てて鉢から引き抜いてみたら、やっぱり発根はしていない。それどころか、根っこ周りが茶色から黒っぽく変色していて、触ってみるとブヨブヨしているようなしてないような。さらに塊根も指で押してみたら以前より柔らかい気がするようなしないような。
これ明らかにまずいやつだ…。まさか腐りか?と思って土を確認すると、まだ湿った状態だった。うーん、蒸れたのが原因かなあ。控えめに水やりしてたつもりだったのに、どうやら乾ききってなかったのか。ぐぬぬ…。
そんなわけで緊急処置開始!
黒くなった部分をナイフで削り取りまくり。かなり深くまで削ったので、塊根がほぼ平らになった気がする。やり過ぎか?なんて迷う余裕なんてない、やるなら徹底的にやるしかない。削った後はダコニールで消毒。本体に腐りが回ってないことを祈るばかり。
それから3日間乾燥させて、またオキシベロンに1日漬け込み。そして、今回は土耕管理から水耕管理へ切り替えることにした。
土耕管理はやっぱり状態が見えないのが厳しい。乾き具合や根元の変化が分からないからリスクが高い。一方、水耕管理なら毎日の水換えは必要だけど、状態を常に確認できるのが安心感あるなと。
あとはグラキリスの発根管理は水耕管理でやってる人が多いし、成功率も水耕の方が高いという言説をもう一回信じてみようと思ったから。
そんなこんなで、今はヒーターを敷いてLEDライトを少し当てながら水耕管理を続けてます。冬に入るこのタイミングで発根管理を成功させるのはかなり厳しいと思うけど、これが最後のチャンスだと思って全力を尽くすしかない。
根腐れで本体まで腐りが入ってると基本的に手遅れらしいからなー。根っこ部分もほとんど削ってしまったしなー。もう不安材料しかないのが泣き笑いだよw
ほんと、祈るしかないな…。