とにかく種類が多くて多種多様なのがユーフォルビアです。
塊根、タコもの、トゲなど個性的で珍奇な形にとにかく惹かれてしまう。そんなユーフォルビアで、最近になって花を咲かせたのが「パキポディオイデス」です。めちゃお気に入りの子。
この株を手に入れたのは3年前くらいだったかな。長女と一緒に馴染みのショップを偵察に行ったとき、長女に「なんか気に入ったのある?」と聞いたら「コレがいい」と選んできたやつでした。なので特別な思い入れもあります。
ユーフォルビア パキポディオイデス / Euphorbia pachypodioides
まず、特徴的なのはこの形。愛らしいフォルムが最高です。
マダガスカル原産でぱっと見パキポディウムの仲間かと思うような風貌だけど、ぜんぜんそうじゃなくてユーフォルビア属というまさかの個性派。ほんと面白いよなあ。
幹肌の色は赤みがかった茶色というか紫のような色合い。トゲのある表皮もあいまって独特の存在感。
明るいところだとより紫っぽい色合いなのがわかる。格好いい。
さらに、青みがかった青磁色の葉の色が最高に美しい。この葉っぱが綺麗に展開してくる季節になると、毎日のように眺めてはニヤニヤしてますw
そして、今年は花が咲いた!育て始めてから初めての開花です。嬉しい…。
紫がかった赤い蕾のような花に黄色の花粉というじつに映える配色なのがたまらない。
馴染みのお店に報告したところ「花が咲くのは珍しいです」と言われてまた嬉しい。成長を実感するなあ。今の環境を気に入ってくれているのかと思うとこれまた嬉しい。
パキポディオイデスは幹も葉も花もぜんぶ楽しませてくれるなあ。
育て方
- 置き場所は直射日光が当たって風通しのいいところ
- 春は外に出して週1回の水やり
- 夏は3日に1回たっぷりと水やり
- 秋に葉が落ちたら水は控えめに
- 冬は15度切ったら室内に取り入れてほぼ断水
- 乾燥を好むらしいので梅雨時や台風だと屋内に取り込む
成長すると高さが40cmまで育つこともあるらしく。幹の赤紫色も成長すると木質の肌になるんだとか。そうなるとかなり雰囲気も変わりそう。できればこのまま形を維持しつつ、もっと太くなってくれると最高。育成頑張ります。