オトンナ カカリオイデス / 現地球ならではの形と大きめサイズ。

オトンナ カカリオイデス

冬型塊根植物、オトンナ属のカカリオイデス。

この子を手に入れたのは、今年の2月頃。ちょうど行きつけのお店に入荷したタイミングで、まさに出会い。ただ、この時期ちょっと植物を買いすぎてて懐に不安があったものの勇気を出して?購入した思い出の塊根です。

お店のお兄さんも「最近日本に入ってきたやつで、こんな形のカカリオイデスは初めて」と激推しで、そんなん言われたら欲しくなるわ!となり購入しました。後悔はない。

オトンナ カカリオイデス / Othonna cacalioides

カカリオイデスはオトンナのなかでも稀少な種類で、成長はめちゃくちゃ遅い。なんなら葉っぱが生えてない状態で塊根部分だけ見たら完全にショウガという個性派です。まあそこがまた可愛らしいんだけど。

そんなカカリオイデスは、国内実生だと丸くて平たい形が通常。よく店頭やネットで見かける実生の株も小さいものがほとんどという印象。なのに、現地球のこの株は成長点が分岐してしっかり伸びていてゴツゴツした形なのがかなり特徴的。

たくさんあった株の中で悩みまくって選んだのは、あまりゴツゴツしすぎていない低めの株。他にもっとゴツゴツした厳つい株もあったけど、やっぱりカカリオイデスらしい形がいいよなと。満足してます。

無事、夏を超えて葉っぱを旺盛に出してくれいて、今とっても良い状態!お店に残ってた同じ株はまだ葉っぱも少ししか生えてなかったので、この子は我が家の環境を気に入ってくれてるのかな。嬉しいぞ。

小さくて青白い葉っぱが美しいわあ。

光があたって映える葉っぱと花。咲き誇っている!

ちなみに、購入したときの状態はこちら。完全にショウガですw

すでに鉢植えされてたものの、発根してるかは不明の状態でした。でも「鮮度はいいから大丈夫ですと」のお墨付きもあったので、あまり心配はしてなかったな。

で、1ヶ月もした3月20日頃には芽が出てきたので一安心。なんなら花芽も出てきたぞ。やっぱり鮮度が良かったのかな。

さらに、1ヶ月後には花もたくさん開花!これはもう大丈夫だなと。

この後、夏にかけて葉を落としたので、ベランダの直射日光が当たらない涼しい日陰にお引っ越し。ただ、完全に葉を落とすことはなかったな。休眠状態でも丸裸にはならない種類なのかな。

育て方

置き場所

  • 春と秋はベランダでよく日光を当てる
  • 冬は冬型とはいえ5度近くなってきたら室内に取り込み
  • 夏になって葉を落としたらベランダの棚下へ
  • 年中とおして風通しを意識する

水やり

  • 春と秋は乾いたら水をたっぷり
  • 冬は室内なので週1くらいで水やり
  • 夏で休眠したら月1くらいさっと水やり(断水はしない

カカリオイデスの育て方で注意しているのが、冬型塊根系に共通してるんだけど、成長期にしっかりと日光を当てて風通し良く管理すること。あとは水もちゃんとあげるんだけど、すぐ乾くようにしてあげること。コレです。

今年はこの育て方で上手くいったので、このまま頑張ってみようと思ってます。とにもかくにも、冬型塊根植物はこれからが見頃のシーズンなので、たっぷりと堪能させてもらおうかなと。ぐへへ。

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この記事を書いた人

趣味は園芸。東京在住5人家族のお父さん。気づけばアラフィフ。都内の狭小住宅のベランダで植物を育てています。最近は、アガベなどの多肉にどハマりしながら、パキポなどの塊根に手を出しつつあります。ヤバい。