恒例の亀甲竜リース仕立て!今季は四者四様でやってみた。

今季も亀甲竜のリース仕立てが完成!

今年は4つの亀甲竜をそれぞれ異なる仕立て方にしてみました。支柱なしや天使の輪仕立てなど、新しい挑戦も取り入れた結果をご紹介したいと思います。

まず、1号から。

1号は念願?だった「支柱なし仕立て」に挑戦。形はどうにか保てているものの、円の下側にはツルをあまり重ねられず、おまけに葉っぱが枯れてしまって見栄えはイマイチといったところ。

仕立てのコツは、伸びたツルは絡めずに放置し、伸び切ったところで一気に丸めてツル元に引っ掛ければOK。結果的に、支柱がなくてもツルがしっかり支えられたのは収穫ではあったけど、支柱がないので片側に傾きやすいのは避けられない。

憧れの『setsukachikun』 さんの仕立てに近づけるためには、序盤は支柱を使って丸さとバランスを整え、中盤で支柱を外して形をキープしていく必要がありそう。来季はさらにこの仕立て方を極めたいところ!

次に2号。

2号はインスタで見かけた「天使の輪仕立て」を再現してみました。ツルを上に伸ばして丸い形を作り、上から見ると本当に天使の輪っかのようだ!少し背が高くなりすぎたけど、それなりに狙った形に仕上がった。

この仕立てのポイントとしては、葉っぱに日光が当たりやすく、塊根部分は日陰になるので、見た目はもちろんベランダ育成という環境面でも理想的なのかもしれないなと感じてます。今季の成長次第ではあるけど、来季もリピート確定だな。

そして3号。

2024年に迎えた新入り亀甲竜。なのでいつもの丸い仕立てにしてみたものの、やたら成長が旺盛でツルが伸びすぎてしまい、慌ててワイヤーで仕立て直したほど。元気なのはいいことだ!

突如として葉っぱの一部が枯れた時は心配もしたけど、他の部分は元気だったし花まで咲いたので一安心。枯れた原因は水やりのタイミングをミスったことかも。もしくはハダニかも。

あと、この株が雌株だったことは感動だった!初めての雌株。雌株は雄株より希少らしいので、大切に育てたい。花の写真を撮り忘れたのは無念…。

最後に4号。

今年もう1株迎えた新入りはまだ小さいので、シンプルな仕立てに。見栄えも良く、手間がかからないのが魅力的。スペースも取らないので、コンパクトに楽しめる。

ツルが固くて巻き付けに苦労したのもいい思い出。もう少し下側にツルを重ねて誘引したかったけど、まあこんなもんかなと。

上から集合写真を。上からだと葉っぱがもりもりと茂ってて嬉しくなる。冬型なのでこのまま年を越して春までは楽しませてくれるはず。冬越しを失敗しなようにしないとなー。

育て方

水やり

  • 春秋:成長期なので土の表面が乾いたらたっぷり水やり(週一くらい
  • 夏:休眠期なので控えめに。目覚めたら少しづつ水やり
  • 冬:冬型で成長期なので土中が乾いたらをたっぷり水やり

日当たり

  • 春秋:ベランダ管理で日当たりのいい場所。葉が落ちたら休眠
  • 夏:休眠期なので風通しのいい日陰。目覚めたら遮光ネット40%に
  • 冬:日当たりのいい場所で。最低気温が10℃切ったら室内管理へ

加湿が苦手なので日当たり、風当たりのいいところで管理するのがポイント。とはいえ、水が好きなので成長期はしっかり水をあげるようにしています。休眠期は「断水」でという言説もあるけど、個人的には「ほぼ断水」が最適と考えているので、隔週くらいでさっと水やりしてます。このやりかたで今のところ失敗していなので大丈夫じゃなかろうかと。

あと塊根部分に直射日光が当たると風化するらしいので、夏場はもちろん年間を通して塊根部分への直射日光には注意したいところ。逆に葉っぱには日光を当ててあげることも大事。どうすりゃいいのよ!と悩ましいけど、置き場所を工夫するしかない。あとは葉っぱを帽子代わりに茂らせる(仕立てる)とかかなー。

というわけで、今季は4株の亀甲竜で仕立て方の幅が広がり、楽しみも倍増しました!来年また新しい亀甲竜を迎えることになるのかどうか…。いずれにしても、「亀甲竜はいくつあってもいいよね!」の精神で頑張っていきたいと思いますw

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この記事を書いた人

趣味は園芸。東京在住5人家族のお父さん。気づけばアラフィフ。都内の狭小住宅のベランダで植物を育てています。最近は、アガベなどの多肉にどハマりしながら、パキポなどの塊根に手を出しつつあります。ヤバい。