ビカクシダもアガベと同じく、園芸にどハマりするきっかけになった植物の一つです。
最初は、近所の花屋さんで見かけて形の面白さに惹かれて買ったビフルカツムでした。鉢植えの小さいな苗だったけど、今では四方八方に葉を広げて置き場所がなくなったので、玄関の木に吊るしてあります。
このウィリンキーは、ビカク用の板付ワークショップに参加してからいろいろとお世話になっている近所のお店で、「ウィリンキーが欲しいのでもしいい株があれば!」と相談して手に入れたもの。
ビカクは他にも何株か育ててるけど、ウィリンキーはずっと持ってなかったので、念願叶った感じで嬉しかったなあ。
お店の人からも「このウィリンキーは格好よくなると思いますよ」と太鼓判?をもらったこともあり、ちょっと他の株よりも気をつかいながら育成中。ウィリンキーは育てるのはそこまで難しくないと言われてるけどどうなるか。楽しみです。
ビカクシダ ウィリンキー / Platycerium willinckii
ウィリンキーは貯水葉が上に伸びて、胞子葉が下に垂れ下がるので、上下それぞれでかなり個性的な姿が楽しめるのが素敵なビカクシダだと思う。上手く育てれば貯水葉は王冠のようになるし、胞子葉は翼を広げたように広がる。はずw
貯水葉を拡大。購入後に展開した左側の貯水葉だけど、水やり時にぶつけて傷が付いてしまった…。
そして、それよりも貯水葉の上部が少し葉焼けしたことで上への成長が止まってしまったのが無念すぎる…。
ちゃんと伸びてれば、よりウィリンキーらしい姿になったはずなのになー。悔しい。
右側の貯水葉。こっちは購入時すでに展開中の葉が傷ついてたのでまだ不細工。
子株でも株分けしたのか切り取られた状態。まあ、次の貯水葉が展開すれば隠れるのでまったく問題なし。
胞子葉も旺盛に成長中。
側面から。写真がボケてるなあ。板付からしばらくたって少し下向きに傾いてしまってる。水苔を補強して角度を整えないとだ。
他のビカクはリビングに飾って育成中だけど、このウィリンキーは三階にある自分の部屋でLEDの植物棚に引っかけて育成することに。リビングだとどうしても日当たりがよくないので、少しでも日当たりを確保するのが狙いです。
とはいえ、今の場書もLEDが直接当たるわけでもないし、窓越しの日光でしかないから、どうしたって劇的な効果はないだろうけど。まあ、少しでも元気に育ってくれればと。試行錯誤のお試しです。
ちなみに、うちのビカクの大半は、IMAMAさんの「Fp P-Board」に板付けです。もちろん板付も自分でやってます。一度、IMAMAさんでワークショップを受講したのもありながら、IMAMAさんのビカクシダ板付動画を見ながらやれば問題なし。大丈夫。
育て方
- 置き場所は室内(リビングからLED棚へ
- 春夏秋の天気の良い日は外に出して日光浴を
- 水やりは水苔が乾いたらたっぷりと
- 夏の外だしでは葉焼けに注意!蒸れに注意!
- 3日に1回は霧吹きで葉水を
- 冬は水やり控えめ
ビカクの水やり方法は試行錯誤していて、如雨露でシャワーをかけたり、バケツに貯めた水にドボンさせたりいろいりろやってきました。最近はキッチンの流しでジャブジャブと水をかけることが多いかな。水道代がちょっと心配w
いずれにしても気をつけてるのは、水苔が完全に乾いてから水をあげること。そして、濡れた状態と乾いた状態のメリハリを意識すること。ビーチーは水切れに強いけどエレファントティスは弱いみたいに、種類によって特性が違うのでなかなか難しい。
あと大事なのが風です。今年は室内でできるだけサーキュレーターで風を送ってる。リビング育成でここ2年くらい成長が芳しくなかったので、今年は思い切って風を当てまくってる。ただリビングなので家族からの苦情が課題w
ウィリンキーはしっかりと大株に成長させて、最終的にはリビングあたりにドドーンと飾りたいんだよなー。今は壁一面に6〜7株くらい飾ってるけど、元気に育ったお気に入りの株を1つだけ飾りたい。シンプルに。頑張ろう!