
ビバリウムガイド11月号増刊、という肩書で発売された「インドアジャングル」という雑誌を手に入れた。
Instagramで発売されたことは知ってたんだけど、たまたま行きつけのアクアリウムショップで見かけて買ってみた。なぜなら、特集が「アガベ・チタノタ ネームド図鑑」だったから。俺のような植物オタクにはたまらない内容だ。

アガベをまとめた本はいくつかあるけど、ネームドに特化した特集って面白いな。それも、農大とか白鯨、BB、レッドキャットウィーズル、姫厳竜みたいな定番の普及種に加えて、あまり聞いたことないような名前の種類まで一覧になってるのは珍しいと思う。

紹介されてるネームドはナンバリングでいうと、64種類。黒鯨とかスナグルトゥース、海王などそれなりに聞いたことあるものから、SADや白犀牛、ゴジラにバケモノまでは知ってたけど、烈焔、鳳凰、ネアンデルタール、サンダー、クレイジーその他もろもろはさっぱりわからないw

いやー、アガベのネームドって奥深いっていうか混沌だなw でも、ここまでネームドの種類が掲載された媒体ってないから、この雑誌は結構貴重な気がする。アガベを集めるにも限界があるから、こういう図鑑で眺めるだけでも楽しいもんだ。

中盤では、「最高峰のビカクシダ楽園へ」という特集がさらっと。有名な生産者のcomolebi plantsさんの圧巻のビカクシダたちはもちろん、ハウスの設備が垣間見える写真が楽しめる。あんな広くて光量抜群の環境がうらやましすぎる。
その後、作家鉢や、アンスリウム、パルダリウム、食虫植物の特集など。「パルダリウムギャラリー」はADAのキューブガーデンの作品となっていて、この辺は「月刊アクアライフ」のエムピージェーらしい特徴が出てるみたい。
ちなみに、先日これまた行きつけの植物やさんでこの雑誌の話題をしたところ、お兄さんいわく、「アガベ好きの間でも話題になってる。でも、写真とか説明がいろいろ間違ってて、突っ込みが多い。」とのことだった。

なんか、バケモノ違うくね?とかw
いずれにしても、なかなかおもしろい雑誌だと思うので、継続しないのかな?と思ってたら、奥付に「No.02 特集ビカクシダ 2024年発売予定!」と書いてあった。これは楽しみ。要チェックだな。
