ケラリア・ピグマエア – 念願の冬型塊根との出会い

ケラリア・ピグマエア

年末年始の帰省で、ついに念願だった植物をゲットした。今回お迎えしたのは、冬型塊根の中でもずっと欲しかったケラリア・ピグマエア!いつものように「de la Haie PLANTS」さんで入手できた。

最初は店頭で見つけたブーファン・ハエマンソイデスに目を奪われてしまって悩んだ…。玉ねぎ型の球根と波打つ葉っぱが美しくて、本当に魅力的な株だったんだよなあ。ただ、サイズ的に東京の我が家に持ち帰るには大きすぎたのと、予算がオーバー気味で断念。最終的には弟に譲ることにした。

その代わり、ずっと狙っていたピグマエアに出会えたので問題なし。もともと冬型狙い、できればピグマエア狙いだったので、出会えて本当に嬉しかった。まさに念願かなったってわけだ。

サイズは中型で、幹ぶり・枝ぶり・葉ぶりがどれも最高。かなり悩んで選んだけど、やっぱり間違いなかったな。

ケラリア・ピグマエア(Ceraria pygmaea)

ケラリア・ピグマエア

ピグマエアは葉っぱの形が特徴的で、ぷっくり丸葉や粒葉のものからしゃもじ状の葉のものまでいろいろある。この株はやや丸みのあるしゃもじ葉って感じ。育て方で丸葉になる説もあれば、遺伝だという話もあって、どっちが本当なのか…。

とりあえずたっぷり光と風を当てて、夢の「まん丸葉」を目指してみようと思ってる。黒みがかった焦げ茶の塊根と黄緑色の多肉質の葉の組み合わせがほんと個性的だよなあ。数ある冬型塊根の中でも格別の存在感だと思うわ。

ケラリア・ピグマエア

この角度からの幹肌とかたまらない。まさに古木のような風合い…。

ケラリア・ピグマエア

こっちの角度からだとまるで松の木のような雰囲気すら感じる。なんだかトリステっぽいな。

ケラリア・ピグマエア

今は植物棚のLEDライトの下でしっかりと存在感を放っている。気づけばじーっと眺めている自分がいて、妻には「また見てるの?」と不思議がられてるけど、そんなの気にしないw

ケラリア・ピグマエア

鉢は伝市鉢。最初は株のサイズとのバランス的に少し大きいかな?と思ったものの、自宅でじっくり眺めてみたら、この鉢の良さがしっくりきた。しばらくはこのままで育てることにしよう。むしろ冬型は伝市鉢で揃えようかなー。

育て方

水やり

  • 春と秋(成長期) 10日に1回程度。土が完全に乾燥してから
  • 夏(休眠期) 完全に断水せず月1回くらいでサッと水やり
  • 冬(成長期): 10日に1回程度。土が完全に乾燥してから

乾燥には強いので、水のあげすぎに注意!

日当たり

  • 春と秋(成長期) ベランダで直射日光に当てる
  • 夏(休眠期): 遮光ネット下で。真夏の強い直射日光は避ける
  • 冬(成長期):最低気温が10℃切ったら室内管理(LEDライト)へ

日光が不足すると徒長するので注意!

ほんと念願の一株だからこそ大事に育てたい。これからの成長をじっくり見守りながら、俺は育成を頑張らないとな。50歳にして俺の植物熱が冷めるどころかますます燃え上がる一方だ。

あとは、ゆくゆくの話だけど、小さいサイズで粒葉のピグマエアも俺は欲しいところ。まあ焦らずじっくりと探してみるとするか。ただでさえ東京の狭小住宅だから、新たな植物を迎えるたびに家族会議が必要になってくるからw

ちなみに、弟のもとに迎えられたブーファンは、今や「御神体」として飾られているらしい。

ブーファン・ハエマンソイデス

良型のブーファンは店頭でもめったに見かけないので、いずれまたチャンスがあれば狙いたい。けど、これこそ置き場問題が難しいよなあ。今の狭小住宅では無理かな。残念だけど…。

ま、今はピグマエア集中で行こう!

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この記事を書いた人

趣味は園芸。東京在住5人家族のお父さん。気づけばアラフィフ。都内の狭小住宅のベランダで植物を育てています。最近は、アガベなどの多肉にどハマりしながら、パキポなどの塊根に手を出しつつあります。ヤバい。