
ようやく重い腰をあげて、蒼角殿の植え替えをしました。
この株、うちにある植物のなかでもかなりの古参。購入したのは2018〜19年頃だったかな。当時はサイズも2〜3センチほどで、スライムみたいな見た目が気に入って手に入れた一株。気づけば直径10センチほどに育ってくれました。
育成中、何度か調子を崩したこともあったけど、おおむね元気。毎年、艶やかな緑のツルを伸ばしてくれるので、簡単な仕立てで絡めながら楽しんでます。

蒼角殿(ソウカクデン)は、南アフリカ原産のキジカクシ科ボウイェア属の球根植物。「クライミング・オニオン」の愛称で知られていて、タマネギのような球根から細い茎を伸ばし、複雑に絡み合いながら成長していきます。
なんといっても特徴的なのが、薄皮に覆われた球根の翡翠(ヒスイ)色。その薄皮を一枚めくると、ほおずりしたくなるようなつやつやの肌が出てくる。成長すると直径20cmほどになる株もあるんだとか。まだまだ先は長そう。

だいぶ鉢がきつそうになってきたな、そろそろ植え替えないと、と思いながらずっとサボってたんだけど、古い茎と葉が枯れて抹茶色になり、さらに新芽まで伸びてきてしまった。これはもう、今しかないぞと。
今回は鉢をスリット鉢に変更。最近お気に入りの「根っこつよし」の4号サイズです。今後はパキポなどの塊根系はすべてこれに統一していくつもり。水はけと成長重視で、どう変わるか楽しみ。
植え替え時、新芽がだいぶ伸びていたので慎重に作業。茎もうまいこと絡ませて、無事完了。成長期だからこじらせることはないはず……頼む。
で、こちらが植え替えて2ヶ月経過した状態。撮影は5月末。

植え替え直後は少し調子を崩したようで、ツルの成長が止まったようでした。でも1ヶ月もするとツルの成長も再開して葉が茂り気味に。今は、塊根部分も青々としていて元気そうです。
痛んでいた表皮も剥がれて生まれ変わったよう。

育て方については、春と秋に成長する春秋型だと思ってます(諸説あるみたいだけど)。ツルが伸びている間は土が乾いたらたっぷり水をやって、夏に向かってツルが枯れてきたら徐々に水を控える。休眠中はほぼ断水。秋に新芽が動き出したらまた徐々に水を増やす、というサイクル。
日当たりは明るい場所を好むけど、耐陰性もあるので室内でも十分育てられる。ただ光が弱いとツルが間延びしやすいので、LEDで補光するのが無難かな。春になって気温が10度を超えてきたらベランダ管理に切り替え予定。もちろん直射は避けて。
今はまず日陰で養生中。春になるまではLEDライトのそばで育てていきます。
6〜7年ものの古参だし、これからも末永く付き合っていきたい。