
酷暑猛暑の夏がようやく終わって10月。いよいよ涼しくなってきた。冬型たちに動きが出てきて、生き残りを確認する季節がやってきたわけです。
ミラビレは順調に目覚め
先行して目覚めたのはミラビレ。室内LEDで管理してたんですが、9月の中旬頃には新芽がニョキニョキと出てきて、末頃にはシルバーグリーンの葉っぱを茂らせてくれました。
今年も元気に夏越しできて、これはホッとしましたね。
夏越しで注意したのは、とにかく暑かった今年の夏をどう回避するのかということ。春まではベランダ管理だったけど、梅雨時期には雨の当たらない棚下に移動。湿気が気になり出してからは早めに室内に取り込んでLEDライトで管理してました。

毎年のことなんですが、冬型の夏越しってドキドキするんですよね。涼しくなって芽が出て動きだすまで心配でしかないよ。
引越しが招いた悲劇
そんなわけでミラビレは無事動き出した。けど。
今回は冬型の目覚めというお題でいうと、かなり厳しい結果になってます。悲喜こもごもと言ってはみたものの、ほぼほぼ悲しい状況に(トホホ…)。
何があったのかというと、実は8月頭に引越しまして。そのせいでいくつかの植物たちが駄目になってしまいました。特に8月頭の一番暑かった頃だったこともあり、冬型たちがバタバタとやられてしまうという悲しいことに。
今年の夏はとにかく猛暑で酷暑だった。特に8月頭は一番暑かったんじゃないかな。私たちはもちろん引越し業者も悲鳴をあげるほど過酷な引越しとなりました。
引っ越しに伴い、先行して植物をレンタカーで運んだんですが、植物の数が半端ないので3往復して運び込むことに。急ぎの作業だったこともあり、新しい物件のベランダにとりあえず植物を並べていったわけです。
で、2日ほど放置して引越し当日。天気はひたすら晴れ。夏真っ盛りでした。
ちょっと心配はしてたけど、2日くらいなら乗り切ってくれると思ってたんですよね。でも甘かった。すでにいくつかの株に葉焼けや蒸れのような症状が発生してました。黒王丸とか赤王丸のごとく真っ赤か…。
ダメージの原因
原因は明白。
先行して植物たちを引越して放置していたこと。引っ越した先のベランダの日当たりが良すぎたこと。ベランダの床からの放射熱がかなりあったこと。あとは水切れも少なからずあったかも。
これらが重なって、もともと直射に弱かった植物がのきなみやられてしまいました。
さらにさらに、引っ越し後もドタバタが続いてしばらく植物の配置や移動はおざなりに。やらないと!と思ってはいたものの、部屋の段ボールの山を片付けることが最優先でそれどころじゃなかった。
もちろん多少は日陰に移動したり棚に並べたり部屋に取り込んだりはしてた。でもどうしてもドタバタしていて後手に回ってしまい、ここでもいくつかの植物が駄目になってしまった。
もうダメ押しみたいなもんですね。
被害報告
時点での被害報告をまとめるとこんな感じ。
ダメージ大(ほぼ死亡)
オトンナ・カカリオイデス
オトンナ・クラビフォリア
オトンナ・ヘレー
チレコドン・ペアルソニー
チレコドン・群卵
アボニアうつぼ錦
などなど冬型に被害多数。手持ちの冬型ほぼ全滅かと。ほんと泣ける。
以下、カカリオイデス、ヘレー、ペアルソニーの状態。この時期で動かないとなると駄目なんだろうな…。

特にペアルソニーは引越し後に状態を気にしてたりはしたので、早めに部屋に取り込んでおけばこんなことにはならなかったのにと悔やまれる。後悔先に立たずだよなあ。
ダメージ中(焼けあり)
- コピアポア 黒王丸
- ペラルゴニウム・トリステ
- アロエ・カスティロニアエ
- アロエ・マルロシー
- アロエ・クロウジアナ
このあたりは死んでないけど少なからず傷をおってしまった組。
ペラルゴニウム・トリステは駄目かなと思ってたら、株元から新芽が出てきて生存確認できました。一安心だけど見栄えがイマイチになってしまって悩ましい。

黒王丸は前述のとおり。今は赤から白に、そして少し本来の緑を取り戻しつつあります。このまま復活してくれることを祈るのみ。斑入りだと思えばいいんだよと言い聞かせてみたりw

あとはアロエのカスティロニアエも葉がかなり焼けてしまった。中段から下段の葉が枯れてしまったので、これはもうがっつり手を入れて整えるしかなさそうです。

アロエはマルロシーやクロウジアナも下葉がかなりやられてしまいました。直射苦手なのは分かってたのになー。無念。
生き残った強者たち

一方で、アガベやパキポディウム、サボテンたちは無傷。置き場所に少し気を使ったとはいえやっぱり強いな。そして御神木のブーファンやケラリア・ピグマエアはかなり置き場所に気を使ったので無事でした。
書いてて凹んできたので、少しでも気持ちを盛り上げるために美しいミラビレをもう一度。

こっちからのアングルもたまらない。ほんと被害がなくてよかったよ。
そんなこんなで、引越しショックをまだまだ引きずってはいるけれど、生き残った冬型が動き始めたのは嬉しいことこのうえなしです。まだ動かない株たちももしかしたら動くかもしれないし。
あきらめず様子を見ていこうと思います。