久々に新しいビカクシダをお迎えしました。ウィンリキーの「セルソタツタ」です。
少し前は高価で手が出にくかったこの品種。最近はメリクロン株(TC)が普及で、価格がだいぶ落ち着いてきました。ヤフオクで胞子葉が4枚くらいのまだまだ子株のやつを落札。5,500円でした。ほんとお手頃になったなー。
がしかし、もはやリビングの壁は掛け場所がない状態で、これ以上はと戒めていたのにやってしまった…。やむを得ず、リビングの壁に掛けていたネザーランドとビーチー2号を玄関先の木の枝に移動し、外管理に切り替えることで、セルソタツタの場所を確保です。
ただセルソタツタはちょっと気むずかしいと聞いているので、リビングじゃなく仕事部屋のLEDライト脇とかで育成したほうが元気に育つかも。実際、以前購入したウィリンキーはその育成で上手くいっているので。
ビカクシダ セルソタツタ / P. willinckii ‘celso tatsuta’
ビカクシダ セルソタツタは、著名なビカクシダ栽培家のセルソ・タツタ氏に由来するハイブリッド品種です。さらっと調べたかぎりだと、同じく著名な栽培家である、ペドロ・ルッソ氏やダーバル・ヌネス氏と共にこの品種を作り出したんだとか。
特徴としては、ウィリンキーよりも星状毛が多くてより白い。あと葉っぱが幅広で葉先が細かく分岐する。もちろんウィンリンキーらしく垂れ下がる。とにかく美しい品種。名前のとおりウィリンキー系なんだけど、ビーチー系の特徴もある気がしている。
新しい胞子葉も展開しいていて調子はよさそう。
まだまだ子株なのでこれからの成長に期待。どんだけ白くなるんだろうかー。
今回もIMAMAさんの「Fp P-Board」にビカクシダ板付動画を見ながら板付けしました。
ただ、購入時のポットままの期間が長かったからか、新しい胞子葉がちょっと歪んでしまいました…。左下の葉っぱの根元がちょっとねじれてる? まあ成長すれば多少は矯正されて目立たなくなるはず。きっとそう…。
横から。水苔はこんもりで。しっかり成長すれば来年また植え替えかな。
育て方
水やり
- 春秋:水苔が乾いたら水をたっぷり
- 夏:成長期なので水苔が乾いたら水をたっぷり
- 冬:控えめに
- 3日に1回は霧吹きで葉水を
日当たり
- 室内管理なので年中を通して明るいところ
- 天気のいい日は外出しで日光浴を(直射日光はNG
- 室内で暗いと徒長するのでできればLEDライトも
まず、水やりにはメリハリが大切。濡れた状態とカラカラに乾いた状態を繰り返すことが理想的で、このバランスをいかに保つかが鍵だなと。水苔が黒ずんでくるようであれば要注意かな。私はキッチンの水道でジャブジャブ水をかけてます。
日当たりについては、シダ植物ならではの耐陰性があるため、室内でも育成可能。ただし、あまりに暗い場所だと日照不足で徒長し、元気がなくなってしまいがち。できるだけ窓際などの日当たりのいい場所がおすすめです。
そして、風通しは非常に重要な要素。送風機をできるだけ当てるべきで、経験上、送風をさぼると調子を崩しやすい傾向があります。ビカクにサーキュレーターは必須アイテムです。蒸れ注意で。
気温に関しては、室内管理の場合はそれほど神経質になる必要はないかな。ウィリンキー系は耐寒性がある程度あるので。
これらのポイントに注意を払いながら育成することで、セルソタツタを元気に育てたいところです。ここしばらくビカクシダの育成に手こずっているので、ここらで育成のコツをしっかりつかみたいところだけど。どうかなー。
また成長につれまとめるつもりです。やりがいしかない!w