普段使っている園芸用の道具や用具についても少しづつ紹介していきたいなと。まずは、植物と同じくらいコダワリがちな「鉢」からまとめてみました。とはいえ、鉢も沼なので要注意ではありますw
園芸用の鉢は、プラスチックの鉢から陶器の鉢、それこそ作家さんの鉢までさまざまあるけど、基本的にはプラスチックの鉢(いわゆるプラ鉢)をメインに使っています。もちろん園芸にハマった最初の頃は、よくある茶色っぽいプラ鉢も使ってたし、陶器鉢にも少し手を出してました。なんなら、作家鉢もついつい…。
とはいえ、アガベをきっかけに植物熱が再燃してからは、成長の早いアガベに対応したいこと、より機能性を求めつつ見た目も考慮して黒のプラ鉢で統一したいと思い立ち。それからは黒いプラ鉢ばかり使うようになって今に至ります。
で、最初によく使っていたのが、FRシリーズのプラ鉢です。
アガベはもちろん、多肉植物のサンスベリア、アロエ、ユーフォルビア、ディッキアなど。観葉植物のモンステラやポトス、ウンベラータやフィカス、オリヅルランなどなど。ほぼうちの植物はこのFRのプラ鉢を使ってました。
ほんとFR鉢は使いました。ていうか今でも使ってます。サイズも小型から大型まで揃っているのはもちろん、近所の園芸店で売ってたことで、手軽に購入できたのも大きかったです。主に3号から5号がメインで、6号も使っています。
そんなFRシリーズのプラ鉢の特徴をまとめると。
まず、安くてコスパがいいことです。プラ鉢だけに値段はお手頃なので、購入時はだいたい複数まとめ買いしてました。安っぽさはなく材質もしっかりしてるので、ほんとコスパ最高だと思います。
次に、丸形のボディです。いたって普通の形だけど安定感があるし容量も十分です。見た目もシンプルなので棚に並べてもそこそこおしゃれになるのがいいところかな。あと横に入ってるスリットもアクセントかな。
そして、鉢底の穴のが数が多いのもポイントです。通気性がいいので加湿を嫌う多肉や塊根にも向いてそう。ここら辺はプラ鉢としての実用性をしっかり抑えているなと。
最後に、縁が広がってて持ちやすいところです。鉢を持ち運びするときにFR鉢は縁が引っかかるのでズレたり落としたりする心配がありません。意外と落とさないという安心感は大事だったりします。
以上、メリット系でした。じゃあデメリットはないのかというともちろんあります。
個人的には、縁があることで鉢を並べたときに干渉してしまうのが辛い。スペースが狭いので無駄なくびっちり並べたいけどFR鉢だとどうしてもぶつかってしまうんですよね。鉢を持ち上げるときも縁が引っかかってこぼれたりも。もちろん、スペースに余裕がある人なら問題なしです。
あとは、アガベみたいに根が長くなる植物を植える場合に、ちょっと高さが足りないことがあります。もちろんFR鉢でも根っこを調整すれば植えられるんだけど、あまり根っこを無理したくないし窮屈にさせたなくないよねと。なので、根が長い植物を植え替える場合は、同じプラ鉢でセラアート鉢を使ったりしてます。
それと、鉢の表面がザラっとした加工なので持ちやすいけど汚れやすいです。植え替え時についた用土の汚れとかなかなか落ちない。室内で棚に飾ると気になったりするんだよなあ。まあこれは他のプラ鉢も大体そうなので気にしてもしかたないけど。
とまあ、メリデメはそんな感じです。
では、うちのFR鉢の使用状況も少々ご紹介できればと。
これはベランダのアイビー。観葉植物系はFR鉢がメインです。6号など大きめサイズもあるので重宝してます。
数少ないエケベリアもFR鉢です。左から桃太郎、ラウリンゼ、エボニー。エケベリアは意外と難しくて…。
この春、室内からベランダ育成に切り替えたサンスベリアたちもFR鉢です。成長が楽しみ。
奥のハオルチアたち、手前のカスティロニアエもFR鉢です。鉢の縁がなければもう少し詰めて置けるんだけどなあ。
そんなわけで、FR鉢はコスパはいいしデザインはシンプルで機能的。優等生的なプラ鉢だと思います。
植物を始めたばかりの初心者はもちろん、プラ鉢を使ってみたいデビューな場合に、FR鉢おすすめです。とにかくコストをおさえつつ黒いプラ鉢で統一したいなんて場合は手が出しやすいコスパが魅力だなと。ブラックなプラ鉢で揃えるだけで棚の雰囲気が変わりますよ。ほんとおすすめ。
ちなみに、私はこのFR鉢で一揃えした後、次のプラ鉢となる「セラアート鉢」へと進化?していくことになるわけですが…。というわけで、次回はセラアートのプラ鉢について紹介したいと思います。